テニスをしてて思う、上手と下手の差

この前久々にテニスをしました。

会社の人たちとするのはそのときが初めてで、どんな雰囲気なのか少し緊張していました。

私はもう5年ほどテニスをやっているので、それなりには打てる自身はありました。

なので初参加者ながら周りを圧倒させてやりたい、なんてことも少し思っていました。笑

そんな意気込みで参加しましたが、皆さん上手い。

びっくりしました。

中には社会人になってからやり始めた、なんて人もいましたが、皆さんミスなくラリーを繋ぎながら、とてもレベルの高いラリーをしています。

 

そんな中、僕はというものの、その中では若さでは勝っていたので若さに任せたパワーショットの乱打で必死に喰らいつくものの、コントロールが定まらなかったり、緊張で変に力が入ったのか、ミスばかりでした、、

その時に思いました。自分は下手だと。

 

そして考えました。この差は一体どこにあるのだろうかと。

皆さんに通じるわけでも、テニスという競技一般のことを概して論ずることができるわけでもないとは思うのですが、一つ気づいたことがありました。

プレイが上手い人は、コーチとしても優秀であると。

皆さん本当に教えるのがお上手なのです。

観察眼があるというか、洞察力に優れているというのか。

そして惜しげもなく気づきを共有しあいます。

一方僕は、「自分もできていないのに、よく言うな」なんて思われたらどうしようなんてことを気にしたり、単純に気恥ずかしかったりで黙々と自分のプレイに集中するだけでした。

確かにプレイヤーとして先天的に優秀な人、いわゆる「天才肌」の人間にとっては自分の我流の道を孤独に突き進んで、それで強くなるのでしょう。

また、時間がある方なら、ひたすら一人で経験を積んでいく道もプレイヤーとして上手になると思います。

 

しかしもっと凡庸な人間が、もっと手っ取り早く、上手になるには、単純に経験を積んでいくのでなく、物事を観察する目を鍛えることが大事なんだと思いました。

僕もそんな人間になりたいなあと強く実感した、そんな一日でした。